音MAD(おとマッド)は、音声付きのコンテンツを同じまたは別の音声と組み合わせたMADムービーのジャンル、およびその動画の総称。
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用語概要[]
MAD動画、MADムービーの中でも、特に音声データの編集がメインとなるものを「音MAD」と区分する。古くは「音声MAD」「音系MAD」とも呼ばれたが、近年は「音MAD」で統一する傾向にある。
一般的な音MADは、ベースとなる音楽に別の音声ファイルを重ねてリズムや展開に合わせ切り貼りすることで作成される。上から重ねられる音声は「素材」「音MAD素材」と呼ばれ、音MADにおけるジャンル分けの一区分になっている。
活動・流行[]
今でこそ「ニコニコ動画発祥のコンテンツ」と目されることも多いが、古くは同人サークルの間で作られていたとされる。[1]
音楽と音声素材を組み合わせる動画形態の古いものしては2002年ごろに作られ流行した「ムネオハウス」などが挙げられ、同時期から2ちゃんねるをはじめとしたインターネット上のコミュニティで同ジャンルの動画形態が作られるようになり、2006年にニコニコ動画が設立されるとユーザーの流入とともにそれらネット文化も持ち込まれ栄えた。
ニコニコ動画上での音MAD動画の存在は非常に大きく、これらの動画を作る「音MAD作者」らによる大きなコミュニティも形成されている。月一、年一の動画投稿イベントや複数作者による合作のほか、ニコニコ生放送を利用した音MADを題材にしたイベントなども積極的に執り行われている。
コミュニティの構築にはニコニコ動画のコミュニティ機能のほか、TwitterやDiscord(かつてはSkypeなども)といったSNSも使用されている。「音声MADwiki」でページを作成しての合作参加者募集といったことも行われていた。
社会的影響[]
基本的にはアニメやゲーム、テレビ番組といった既存のコンテンツから動画や音声を拝借してこれまた既存の音声に重ねて作るというコンテンツであるため、著作権上の問題は後を絶たない。実際、ニコニコ動画やYouTube上では使用素材によっては権利者の申し立てにより動画が削除されるといったことがある(削除素材の一覧を参照)。
しかしながらインターネットユーザーには広く支持されるコンテンツ・動画形態であるため、その動画様式、音声様式を公的な企業が大々的に行うといったケース(公式音MADを参照)や、MAD動画の制作・投稿を黙認または推進する企業なども存在する。
音MAD動画の流行が、そのコンテンツの知名度向上・人気獲得・売り上げ増加につながるといったケースも珍しいものではない。
また、かつて音MAD作者として活動していた人物がそこで蓄えた技術や人脈を生かして表舞台のクリエイターとして活躍するケースも現れ始めている。
特に近年は、インターネットインフルエンサーたるバーチャルYouTuberが、オリジナルソングやPVなどを同じくインターネットインフルエンサーの現役音MAD作者に依頼するケースも増加している。
脚注[]
- ↑ ニコニコ大百科での記事の記述より。Wikipediaではその部分に要出典がついている。
関連項目[]
- ニコニコ動画
- YTPMV
- 音MAD合作
- 音MADニコニコメドレーシリーズ
- 音MADイベントの一覧